札幌も今週は寒さが本物になってきました。時でもない真冬の雨などですっかり軟弱になっていたので寒さが厳しく感じられます。
それなのに、17日(火)にカメラの仲間6人で、さらに寒い美瑛・白金地方へ写真ツアーに出かけました。
初夏と真夏に訪れた場所ですが、冬の表情を写したくて・・・
朝9時の特急で出発。札幌はすでに雪模様でしたが、美瑛に着くと日差しがまぶしいくらい。
ネイチャーガイドさんもびっくりのいいお天気に恵まれました。
さっそく向かったのは白金・白髭の滝。ブルーリバー。
フィルターの種類を間違えて、きれいなブルーをお見せできなくて残念。
寒さだけはわかってもらえるでしょうか。
そこから、ブルーリバーに近づくため、森の道を30分ほど歩きました。ガイドさんが木の実、動物の食性、足跡など丁寧に説明してくれて、知らず知らずどんどんと進んで行きました。
ほら、いましたよ~
エゾシカです。数頭が群れでいたようです。
オスは成長すると単独で、メスはおばあさんから娘、孫まで集団で行動するそうです。鹿もメスはにぎやかなのが好きなんですね。
わき道にそれて行くと川が開けていました。ここではマガモたちは越冬しています。
川辺に張った薄い氷が印象的でした。
川に沿って森を歩きました。雪があるから歩けるんですね。夏は笹に覆われて踏み込めないそうです。
この木(ミズナラ)は真ん中から縦に亀裂が入っています。
寒さで木の水分が凍って割れてしまうんです。凍裂というそうです。
寒い朝方などに「バーン!!」激しい音がするそうです。厳しい自然ですね。
カモさんたちの川を振り返って見ると・・・
冬の森の一こまです。
今度は車で40分ほど登ったところにある十勝岳温泉にある撮影スポットに来ました。
さすがに標高が高くなったので雪がちらつき、寒さもマイナス14度。
久しぶりにシバレル~~と感じました。
墨絵のような景色に全員ため息でしたよ。
外にいたのは10分か20分なのに、指先の感覚が全くなくなるほどでした。う~~寒かった。
ここからは美瑛に戻り、日没の風景です。
癒し系の丘
三脚を立てて暗くなるのを待ったクリスマスツリーの木。
ガイドさんが用意してくれた熱いミルクティーが体にしみわたる美味しさでした。
日没から30分待って金星が木の上に上ったところでラストシャッターです。