昨日はカメラ教室の撮影ツアーでした。
今回も勘違いのお方がいて、集合場所を間違い、市内のNHKビルまでお迎えして全員そろい、出発しました。ケータイ電話があるのでこんな時もなんとかなりますね~。それにしても、間違わないで欲しいわ。
まずは近い恵庭渓谷でウォーミングアップ。三脚の扱い、フィルターの効き具合などのチェックです。
滝を撮るというより、動く木の葉を撮る練習。
滝に映る葉の影を撮ってみました。
ここから支笏湖に真っ直ぐ向かいました。支笏湖の懐にある深い森には樹齢が数百年の巨木が残っています。
背丈ほどもある笹やぶをこいで、木の周りで思い思いに撮影です。
虫がすごいので薬を塗り、携帯虫除けをぶら下げ、さらに養蜂家がかぶるネットをすっぽりとかぶって万全の対策で写真を撮りました。
ダニ除けにオーバーズボンもはき、ゴム長靴ですよ~、完璧!
それにしても笹やぶは歩き難い。山菜採りで苦労する気持ちがわかりました。
これは先生のフルサイズのカメラに魚眼レンズをつけて撮ったものです。
巨木の迫力が出たでしょうか。
古い木には新しい命が芽生えています。
可愛い森のプリマドンナ・・・
ここではお昼抜き?の13時まで撮影。
バスで苫小牧に向かい、「ゆのみの湯」というレジャー施設で遅い昼食を取りました。
ここで、ビールのツワモノもいましたよ。私も温泉に浸かって、昼寝でもしたい気分でした。
午後の部はメインの樽前ガローです。
ガローとは漢字では「画廊」だそうでこれでは写真展か油絵の個展の会場のようですね。
実際は・・・崖の間を川が流れる場所という東北地方の言葉だそうです。
まあ、渓谷でもいいかと思うのですけれどね。
森の細い道を入って行き、先生が木にロープを架けてくれました。
おお!ここを重たいリュックを背負い、三脚を脇に持って片手で降りるのか~~
かなりびびりましたよ。
しかし、ほとんどが私より年配の方ばかり、どんどん降りていきます。
ええい!と度胸を決めて降りました。慎重にね・・(爆)
こういう風に降りた場所ですから、素晴らしい景色が待っていてくれましたよ~
誰がどう撮っても傑作になる景色です。
きれいでしょう。
大きな岩にはびっしり苔が張り付いています。
先生は苔を傷つけないようにと注意しました。確かにこんな素晴らしい景色を大事にしなくてはならないのは当然のことです。
2時間ほどの撮影時間もあっという間。
流れに三脚を立てておっかなびっくりの撮影にも挑戦しました。
5時を過ぎると流れに夕日が輝きだしました。
チャンス!
さらにフイルターを交換して、シャッター速度を遅くしてこういう夕日の輝く川を表現してみました。
また急な、足場の悪い道をなんとか登りきりました。みんな手を引いたり、三脚を持ち上げたり、声をかけて励ましたり、絆も深まった一日でした。
熊除けの鈴も活躍しましたよ。背中できれいな音がして頑張って歩けた気がします。
熊さんにも遭わずにすんだしね。